屋外環境にめっぽう強く、むちゃくちゃ長持ちするのはくるカラのメリットのひとつです。
引っ越しをする時に、庭のくるカラを集めて洗って持っていったという話も良く聞きます・・・温度変化や水に対しての強さは、ほとんどサイヤ人と言ってもいいでしょう。

コンポストをしている方はご存知と思いますが、生ゴミがすべて綺麗さっぱり微生物に分解された後でもカボチャの種だけは無傷で残っていますよね。
植物の種の殻は生命の鎧のようなもの。一般的に微生物も好まないので腐らず、唯一の敵と言っていいのが紫外線です。

腐ったり分解されたりしないくるカラに、紫外線は何をするのか?
色を白っぽく退色させて、何年もかけて少しずつ、枯れたくるカラの感じにしていきます。

これはこれで風情があって、濡れたくるカラと同じくファンの方がいるのです。
くるカラはやっぱりナチュラルピチピチのベージュ色でないと! という方は、枯れたくるカラを撤去せず、そのまま下敷きにして上から新しいくるカラを少し撒いてあげてください。10年とは言いませんが3年位若返ります。くるカラのメインテナンスです。
鉢底石として使っても、無敵に軽くて重宝しますよ!
いろいろ試してくださいね。